体に必須な脂質、不飽和脂肪酸
必須脂肪酸は、
不飽和脂肪酸のうちのαリノレン酸とリノール酸は、
食事から摂取しないと体内では生成されません。
口から摂取した脂質は、
脂肪酸に分解されて体内へと吸収されます。
この脂肪酸の大きな役割は60兆個の細胞の細胞膜を作る材料になるのです。
細胞は細胞膜で覆われていて細胞膜を通して
栄養素や老廃物の出し入れを行なっています。
細胞膜は細胞を保護すると同時に、
必要な物質の出し入れのためには柔軟性が大切です。
その条件を整えてくれるのが脂肪酸です。
脂肪酸は、
動脈硬化を防ぎ、
血管の細胞膜の水分保持をして
血管の柔軟性を維持するためには不可欠なのです。
そのほかの働きとしては、
赤血球のヘモグロビンやのホルモンの材料になります。
筋肉に酸素の供給も担います。
そして免疫力・抗酸化力、肌のうるおいも保つのです。
躯で合成できない脂肪酸・・・
すなわち必須脂肪酸は
不飽和脂肪酸のうちの
αリノレン酸とリノール酸は、
食事から摂取しないと体内では生成されませんので
意識して日々摂取するようにしなければいけないのです。